2013-12-16

お知らせもろもろ

(しばらくこの記事が一番上にきます)

【年末年始の営業について】

12月25日(水)~1月5日(日) 冬期休業とさせていただきます。

年末にかけて棚卸作業を一人で行うため、長めのお休みをいただいています。
よろしくお願いします。


【消費税について】

年始営業から、店内の価格を現在の「消費税込み」から「消費税抜き」に変更させていただきます。
現在の内税方法から、レジで一括して税金をかけるという外税方法に変更します。

消費税の段階的な値上がりを控えて、なるべく値札変更の作業を減らすため(なにせ一人作業なので・・・)税抜き表示に変えることにしました。
よろしくお願いします。





イワシクジラさんから

届きました〜!

イワシクジラ 2014 カレンダー ¥840

毎年このカレンダーを楽しみにしているファンも多い、イワシクジラカレンダー。
お待たせしました。


今年も、新しい仲間満載の毎月楽しいイラストになってます。
プラスチックのホルダーが付いているので、どこにでも置けて便利です。


私は、ワニが近づいてきて、固まってしまっているフクロウたちの図、が好き・・・


その他のカレンダーも、残部少なくなってきましたよー。
え?どんなの?という方は→こちらこちらをご参考に・・・
(ノビ文具店オリジナルカレンダーは売り切れとなりました。)

毎年、年が明けて、もうカレンダーは売り切ってしまった後に、「あのカレンダーが・・・」と言われる方がみえるのですが・・・
カレンダーは季節物なので、クリスマスが過ぎたらクリスマスのものは撤収するように、カレンダーも時期が過ぎたら、売り場からなくなっちゃいます!
特に、当店のカレンダーはつくり手さんのものなので、部数が少ないものもあります。気になる方は、お早めにどうぞー!

2013-12-13

admi、小菅幸子さんから

木版プリントのadmiから、欠品していたsunnyday04、nobanaの切り売り用の布地とフロシキが再入荷しました。


切り売り用の布地は50cm単位でお切りできます。¥1,785/m です。フロシキは¥2,100です。
この他の柄もあります。もしよろしければお問い合わせください。


小菅幸子さんから、ブローチが再び届きました。
在庫などのお問い合わせもお気軽にどうぞ。

2013-12-12

明日よりSALE

明日13日(金)より、早めのSALEです。


*クリスマス雑貨、カード(作家もの一部のぞく) 20% off

*kapuwaの服、服飾雑貨(一部のぞく) 20% off


クリスマスプレゼントにもご利用ください!



2013-12-11

Thanks Bag

今年の営業もあと残り2週間となりました。
(年始年末の営業などについては→こちらの記事を)

今年も無事に1年を終えることができそうです。
わざわざ足を運んでくださったり、遠くからブログを読んでくださっているみなさんに支えられて、この小さな店も、ゆるゆるとではありますが、また新たな年に向かえそうです。

そんな感謝の意味も込めまして、今年はこんなものを用意してみました。

"Thanks Bag"   ¥1,000

2~3千円(袋によってはそれ以上)の文房具、紙モノ、雑貨などが入っています。

いわゆる福袋、なのですが、当店は新年営業開始が遅めなので、この時期に"Thanks Bag"として用意することにしました。

クリスマスや忘年会、友達、親戚、甥っ子姪っ子が集うこの時期に、わいわいと楽しんで開けていただけたらと思います。


※個数限定ですので、気になる方はお早めに。
※返品はお受けできません。
※この商品に関しましては、プレゼント用のラッピングはお受けしておりません。


今日明日は定休日ですので、13日(金)から店頭に並びます。よろしくお願いします。




2013-12-10

カラスが飛んできた

kalas 21
¥600

津から飛び立つ、翼のある小冊子、kalas。新刊が届きました。
今回の特集は「生きものさし」
身の回りの人間以外の命について、それに関わる人を通して、綴っています。

小冊子の届けられる際に一緒に届く、編集後記のような「カラスの勝手で書」、これは店主のみの楽しみなのですが、そこに印象的な文章があったので、ご紹介。


 人間社会の劣化が、そこかしこに顔をのぞかせる世の中ですが、自分もその一員であると自覚するところからしか始まらぬと、再確認した今号です。しかし、周りからの同調圧力に屈して、望まぬことまでしなければと思い込む必要もないのです。孤独に考えることは、いつの世も変わらぬ基本姿勢だと思う編集後です。


毎号内容の濃い、kalas、ぜひご一読を。
バックナンバー(19,20号のみ)もあります。




2013-12-09

年越し文具?

こ、今年のページがあとちょっとしかない!と手帳を書いていて気づきました。当たり前なんですが、今年が終わる手触りというか、感覚というか、それを実感してきた私です。

というわけで、年末から年始にかけて活躍しそうな文房具などが新入荷、再入荷してきました。

リヒトラブ レタートレイ ¥609

片付け、というのは私の終わらない課題なのですが・・・書類の一時置き場は、あると便利ですよね。


このレタートレイはA4サイズ(角2封筒)が入ります。


事務仕事の書類を入れるのに、こんなふうに交互に重ねてもよし。


使わない時はスタッキングもできます。
丈夫な厚手の紙でできていて、リビングなどにもなじむデザインです。

BNK デスクトレイ ¥714

文化事務用品のお道具箱も再入荷しました。こちらは蓋がついていて便利です。

SKAG
Legal Document Holder ¥315

文具界の絶滅危惧種、紙ファイルの新種が見つかりました!
ギリシャから!


ちょっと大きめのA4サイズなので、角2封筒が入ります。
初めてのギリシャ文具。ギリシャ文字がいいですねぇ。

OLFA ミシン目ロータリーカッター ¥577

ピザカッターみたいな風貌のこやつ、ミシン目に切れるカッターなのです。
年始には新しい手帳に・・・という時期ですが、巻末のメモページにこのカッターであらかじめミシン目を入れておけば、いざという時に手渡すメモページに・・・
何かの催しのチケットに・・・工夫次第で楽しい使い方が広がるカッターです。

Shiny Mini Dater ¥840

こちらも、手帳周辺小物として。


日付印です。
ノートに何か書く時に、この日付印を押すと、手書きより目印になるし、見た目もかわいいです。


同じく、年賀状のこの時期に大活躍する、住所印。再入荷しました。

Shiny プリンティングキット
¥1,995

Shiny  S-883
¥2,100

Shiny S-773
¥1,680


上から順に、こんなフォントになります。お試し用もありますので、声をおかけください。

ツバメノート 左から
B5 横罫 ¥157
A5 無地 ¥136
A6 横罫 ¥94

デザイン、質ともにやっぱりツバメノートがなきゃはじまらない。
新年に合わせて、ノートも新しく、気持ちも新しく。

ツバメノート 事務用箋
縦書き、横書き ¥294

ツバメノートの事務用箋も仲間入りしました。



クリーム色の地に、青い罫線と”ツバメ”の文字が、なんともいえない風合いです。

割ピン 10個入り ¥53

穴あけパンチで穴を開け、そこに指して、左右に割って挟む金具です。ラッピングなどに使うと金色が効いて、とてもかわいいです。お求めやすく、小分けにしました。


以前にご紹介した、"Graphic News Paper"
新聞紙の表裏に違う絵柄がプリントしてある3枚組のペーパーですが、新しい絵柄が入荷しました。

Graphic News Paper
3枚組 ¥126

表裏違う絵柄が可愛らしいカラーのペーパーです。新聞紙の風合いがよく、値段もお手頃なので、ラッピングに惜しみなく使えます。

はさみ 大 ¥1,890  小 ¥1,260

デザインがとてもユニークなはさみ。
職人さんが一つずつ手づくりで作っています。切れ味はとてもよいです。

Allex はさみ ¥1,155

Allexのはさみも再入荷しました。切れ味、デザインともに優秀で人気です。

Photostamp
Thank you ¥378
カップケーキ、コーヒー、本 ¥273

ずいぶん前に入荷していたのですが、紹介しそびれていました。
フォトスタンプはクラフト紙と相性がいいです。プレゼントを包んだ上に、ぽんと押すだけでいい感じのラッピングの完成です。


【その他の再入荷】

・バログラフ 替え芯 ¥263
(下の画像のボールペンの替え芯、お待たせしていましたが再入荷しました。)


・ゼブラ バンカース ¥157
(替え芯も入荷しました。 ¥63)


・PALOMINO BLACK WING ¥189


・プラチナ PRESSMAN 0.9 ¥210


・BNK No.33 ファイル ¥325


・デリカふせん ¥504



・手づくり封筒テンプレート ¥840
(長形、洋形ともにあります。)


・ツキネコ スタンプパッド バーサファイン S ¥252
(全色揃っています。手づくり年賀状に・・・)


長くなりました・・・お付き合いありがとうございます。
年内の営業は24日(火)までとなります。
よろしくお願いします。

2013-12-08

夢の中で夢を見る

今日は、新しいつくり手、松村真依子さんの紹介です。


松村さんが得意とするのは、スクラッチングと言って、色を塗り重ねたものを先の尖ったもので引っ掻いて描く手法。
私も、幼いころにやった覚えがあります。虹色に塗った上に黒いクレパスを重ねて、割りばしを削ったペンで絵を描くと、下に塗った虹色が浮かび上がる、という子供心に夢のようなお絵かきでした。

絵本 『きょうは もう ねます』
¥1,680 

私は、夢の中で、眠たくて眠たくて寝てしまうという夢を時々見るのですが、この作品は、夢の中でまた夢を見ているような、そんな広がりのある素敵な絵本です。




絵本 『風のつよい日』
¥1,575

風のつよい日が好きになる。風とあなただけが知ってる風のお話。

ポストカード ¥157

『風のつよい日』のイラストのポストカードもあります。


こちらは、一点もののブローチです。
紙に一点ずつ描き、ニスでコーティングしてあります。

ブローチ "Book lover"
¥2,940

ブローチ "蝶々"
¥2,100

ブローチ "ルビー"
¥2,100

オーナメントもあります。

オーナメント ¥2,730

繊細で懐の深い作品を、ぜひ手にとってごらんください。

一点ものは、気になる方はお早めに。
メールや電話でのお問い合わせもお気軽にどうぞ。

Remember 12月8日

今日は、12月8日。
何の日か、と問われてもすぐに答えられない方も多いかもしれません。
今日は、日本が戦争を始めた日。太平洋戦争の開戦日です。

私は、実際の戦争を知っているわけではありません。でも、本を読んだり、それに関わるドキュメンタリーを見たりして、知ること、想像すること。それが大切だと思います。

戦争を生きていない私たちにとって、その時代を想像するのに、その時代を生きてきた人の声を聞くことはとても役にたちます。
今日は難しい本を普段読まない方にもおすすめの、詩の形をとった2冊をご紹介。

『落ちこぼれ』 茨木のりこ詩集
水内喜久雄 選・著
理論社 ¥1,470

私がとても憧れている方なので、店にも何冊か本を置いている、詩人茨木のりこさん。
はたちで敗戦を迎えたという茨木さんの、『わたしが一番きれいだったとき』という詩があります。

わたしが一番きれいだったとき
街々はがらがら崩れていって
とんでもないところから
青空なんかが見えたりした

わたしが一番きれいだったとき
まわりの人達が沢山死んだ
工場で 海で 名もない島で
わたしはおしゃれのきっかけを落としてしまった

(続く)・・・

私たちの今と大きくかけ離れているけれど、だからこそ、もし今の自分がそこにいたら、と想像することが、大きな力を踏みとどめる力になると思います。
茨木さんのまっすぐな言葉は、その時代に思いを馳せるきっかけになるかもしれません。

この『落ちこぼれ』の最後「茨木さんを訪ねて」という選者の水内さんが書かれた文章があります。その文章も、ぜひ一読してほしいのです。
特に若い人に、ぜひおすすめします。

『花森安治 灯をともす言葉』
河出書房新社 ¥1,365

「暮しの手帖」初代名物編集長、花森安治。
”鋭い言論と徹底した美意識に基づく誌面づくりで権力に切り込み、生活者に寄り添った”、今の時代にはいないと言ってもよい編集長。その言葉を、テーマ別に編纂した本です。

「美について」「この国について」「私たちの暮しについて」・・・どの章の言葉も直球で届いてきます。そして、この本は「戦争について」で締めくくられています。

戦争のことを、遠い出来事でなくて、生きた言葉として染み込ませなくてはいけない、花森さんの言葉を読むと、本当にそう思います。


地球の上の、すべての国、
すべての民族、
すべての人間が
一人残らず亡びてしまうまで、
ついに武器を捨てることができないなんて。
ぼくたち、この人間とは、
そんなにまで愚かなものだとはおもえない。
ぼくは、人間を信じている。
ぼくは、人間に絶望しない。


大きな力におもねらず、信念を貫いた人の言葉を読んでいると、私も勇気が湧いてきます。

店をやっていると、「ずいぶんと店の雰囲気とは相容れない本が置いてあるのですね」と言われることがあります。

でも、私の中では、つながっているのです。
目を喜ばせたら、頭も喜ばせる。
花森安治のポリシーのように、楽しく美しいものには暮らしがつながっていて、そこには思索がつながっている。
私は、そのバランスを取りたいと思って、一人でもよいから(特に若い人が)手にとってくれたらいいなと思い、ヤングアダルトの小説や哲学書、それから戦争に関するものなど重めのテーマの選書もしています。

なかなか手にとってもらえることが少ないのですが、本屋のはしくれとして置くべき本を売れなくてもずっと置いていくつもりです。

今日は、芯のつよい二人の著作を紹介して、私も普段に増して(?)熱くなっております。今読んでも、本当に新鮮な二人の言葉、多くの方に味わってほしいと思います。

終わりの日も大切です。でも、戦争があったのは始めの日があったから。また始まりの日が来ないように、今日のこの日に思いを馳せてほしいのです。