2012-03-14

いつももらっているもの

この店をはじめた時に、お隣の高校生も気軽に
立ち寄ってもらえたらなぁという、ひそかな、というよりは
大きな期待を持っていました。

道からちょっと奥まっていることや、帰宅するのと
反対側に店があるのやら、まぁ、そのほかもろもろの
事情もあってか、学生さんで大賑わいということは
まだあまりないけれど、
(小さい店だから、それはそれで困りますかねぇ)

足しげく通ってくれる生徒さんと交流ができるように
なったことは、本当に、ここの場所ではじめてよかったと
思えることです。

そんな、店によく来てくれるTくんは、図書委員なのですが、
ある日、図書館報にうちの店のことを記事にしたいとの
申し出が彼からありました。

普段は、公共施設などを訪問して記事にするのだけれど、
今回はちょっと趣向を変えて、学校の近くの店を取材するのは
どうかと顧問の先生に聞いてみたところOKが出たとか。

約束通りに、図書委員のTくん、Aくん二人は取材にやって
来てくれました。

私は、そこで、いろんなことをわーわーと思うままに話したのだけど、
(今思えば、必死でメモをとるAくんがいました)
できあがった図書館報の記事、TくんAくん直々に店に持ってきて
くれたのですが、読んで、驚きました。

文字数の限られた記事に、私が話したすべてをまとめていて
くれていたのです!

若々しい、知性あふれる文章。
本当にうれしく、感謝です。
この場を借りて、あらためて、ありがとう。

そんな高校生と、いろいろと話すと、気付かされることが
たくさんあります。
礼儀正しくて、すがすがしくて、さわやかで。
そして、いろいろと考えていて、自分ももっと広い意味での
勉強しなきゃと背筋が伸びます。

クリックすると大きくなります。

岡崎高校は、県有数の進学校。
生徒さんや保護者の方の話を聞いていると、
勉強の方は、やはり大変そうです。

部活も学校生活も両立して、すごく楽しそうでもあるのですが、
でも、時には、ストレスをためたり、気疲れする時もあると思うのです。

そんな時に、自宅でも、学校でもない場所に、
ふらっと寄り道できる場所になれたらなと思いながら、
今日も店番しております。
(あ、今日は定休日ですけどね)

No hay comentarios:

Publicar un comentario