2011-04-28

出会いを楽しむ

なんだか変な天気が続いていますが、
(準備が間に合うか焦りながらも)心はうきうき♪

なぜなら今日は、小さな版画絵 ayako さん の納品があったからです。

ayakoさんは、版画で刷ったものに、さらに細かい部分を描き入れる
という手法でつくられた作品です。
版画絵という名前も、その手法からつけたものです。

ayakoさんというと1人の名前のようですが、とても素敵なカップル2人のユニット名。
もともと二人とも油絵をやっていたのですが(今もやっていますが)
生活の中でもっと気軽に、雑貨と同じような感覚で楽しんでもらえる
ようなものを、と始めたのだそうです。

作品のテーマや大きさ、色合いなどは二人で相談しながら決め、
途中はそれぞれの作業に分担しながら、版画の額までつくっています。

てのひらに乗るくらいの小さな作品も
同じ版でも、色や細かい表情、ディテールが一枚一枚違っていて
じーっと見てしまいます。
ずっと見ていると、そのうちなんだか想像の世界が広がって・・・
知らず知らずにお話ができたりして。

版画絵をたくさん見られるようにayakoさんが
つくった小さな小さな引き出し
引き出し本体は販売していませんが、どんな作品があるのか、
わくわくしながら引き出しを開ける瞬間を楽しんでくださいね!

馬や犬などの小さな木のボタンも
しっくりくる作品との出会いがあったら、今度はその作品を
自由な感覚で、掛けたり置いたり、気分によって場所を替えたり
して楽しんでみてほしいとのこと。

ぜひ、作品と出会いに来てください。

Books and Crafts SARANAでは、ayakoさんの企画展を9月に予定しています。
また詳細はお知らせしますので、お待ちください。

2011-04-27

続きは一緒に

ブログの更新をご無沙汰してました。

今日は、たーちゃんこと、親友の簗瀬貴子さんの作品の
搬入があったんです。

以前の記事で書いたのですが、こんなことをやりたいと
妄想していた頃から、まず初めにはたーちゃんの絵を
飾りたい、と思っていたことが現実になったのです!


でも、展示もライティング(照明)も何もやったことのない
素人の私なので、みんなであぁしてみよう、
こうしてみようといろいろ試して、なんとか形に。

特にライティングって、とても難しいことなんですね・・・
前に照明のプロの仕事についての番組を
ちらっと見たことがあったけれど、やっぱりプロの
いる仕事というのは奥が深いんだなと思いました。

でも搬入し終えたら、すっかり店の雰囲気が変わり、
小さなギャラリーができあがって、しみじみうれしさが
こみあげてきました・・・


・・・夢みたいだけど本当のお話は、もうはじまってるんだ。



簗瀬貴子展
2011年 5月 10日(火)~  5月31日(火)
(日・月・祝日休み)

2011-04-23

紙好きに捧ぐ

今日は、朝から大雨です。
台風は苦手だけど、大雨は結構好きだったりします。
豪雨までくると困りますが・・・
特に一日家にこもっていられる日の雨は、
雨音を聞きながら、気持ちが落ち着いてくる感覚が好きです。


さて、SARANAには朝から創り手さんの作品が届きましたよ!

以前の静岡手創り市の記事「つくる作る創る」で、ちょこっと紹介した
kokuu ササキヨウコさんの作品です。


ササキさんの作品は、「電球スタンプ&ポストカードセット」や
「クマの着替えスタンプセット」など、創り手さんの世界を堪能しながら
自分でアレンジが加えられる楽しさがあります。

こわもてなくまに、風船持たせてみたり、浮輪つけてみたり・・・
他の作品も、色や模様を重ねる楽しみが味わえますよ~

つぶつぶカードセットと
くまの着せ替えスタンプセット(夏ver. & 冬ver.)

そして魅惑の・・・
きのこノート きのこスタンプ きのこシール
精細なきのこが素敵です。

ササキさんの作品は、パッケージも凝っていてかわいいので、
たぶん私だったら、買ってしばらくはパッケージのまま飾って、ほくそ笑んでるだろうな・・・

2011-04-21

満たされる

連日、創り手さんの納品があり、私は、とても楽しい時間を
過ごさせてもらっています。

SARANAに作品を置かせてもらうことをお願いはしたものの、
その時は話す時間があまりなく、メールだけのやりとりだったりした
創り手さんと、作品のことや製作のこと、どういう経緯でつくることに
なったのかなど、創り手さん自身のこともうかがうこともできて、
こうしてできた”つながり”を本当にうれしく噛みしめています。

創り手さんあっての、Books and Crafts SARANA なのです。


さて、今日の紹介は、fulfill 石原尚子さんです。

星がま口や五月雨ポーチ
名前も素敵な小物たち

私の下手な写真だと伝わりにくいのですが、石原さんの作品は、
とても繊細な刺繍の布作品です。

黒鳥ポーチのアップ
とても丁寧につくられていて、作品を手に取ると、
気持ちがすぅっと落ち着いてくるような感じがするのです。
創り手さんの人柄は、やっぱり作品に反映されるものですね。

ぜひ作品を手にとって、fulfillの世界を感じに来てくださいね。

2011-04-20

水にたゆたう

今日は、wakitao のワキタヨシコさんが、納品にみえました。

ワキタさんは、型染めのイラストや雑貨をつくっている
創り手さんです。

型染め、といわれてもピンとこない方もみえるかもしれないので、
簡単に説明しますと・・・

  日本に昔からある染色方法で、有名なものでいうと着物の
  江戸小紋や沖縄紅型、身近なものだと手ぬぐいや浴衣など
  があります。

  和紙に柿渋を塗って強くしたものを切り込んで、切り絵のような
  型紙をつくります。
  型紙を刷りたいものの上に置き、まずは糊を上から刷りこみます。
  それを乾かした後で、全体を染色。
  そして、水で糊を洗い流すと、糊がついていた部分には
  色がのらず白く残ります。
  それを乾かせば完成。(またその上から染色する場合もあります。)

そのような工程を重ねて、できあがったワキタさんの作品たち。
和紙の手触りと独特の色遣いとほっこり感。
思わず手にとってじっと見てしまいます。

タンブラーやカード
レターセットもありますよ
型染めの技法は、だいたい分かっていたつもりでしたが、
布に染めるのと同じように、和紙も糊を落とすために水に入れると
聞いた時は、思わず驚いてしまいました。
でもよく考えれば、和紙は、もともと漉いて作るもので、水には強いですからね。


タコ好きさんが意外に多いらしいですよ。
見ればみるほど、気になるヤツで、私もタコファンになりつつあります。
糊を落とすために、水に浮かんでいるタコを想像してみると、なんだか
癒されます。タコもきっと水に放たれてうれしいはずです。

そんなwakitaoさんの企画展を7月に予定しています。
詳細は後ほど・・・お楽しみに~

2011-04-19

紙仕事人

今日は、「やっぱり猫が好き」の記事で紹介した 
iwashikujira の、丹羽あすみさんが、納品に来てくれました。


小さな額入り原画やポストカード
ストラップもありますよ
明日から25日(月)まで、岡崎西武で「創作楽市」に
出店するそうで、今日は搬入がてら納品に直接
来てもらえました。
(岡崎イオンとSARANAはすぐ近くです・・・)

できたてほやほやのSARANAのフライヤー(チラシ)を
お店で配ってくれるそうです。
丹羽さん、ありがとうございます~!


そうです。昨日はフライヤーを作っておりました。
事務仕事に使うペーパーカッターを購入したので、A4の紙を
ハガキサイズに軽快にカット!
シャーっと切れて、ストレス解消に。

もともと、私はこういう仕事、好きなんです・・・
お気に入りの雑誌のページで封筒作ったり、というようなこと
昔からしてました。
だから、紙仕事やってれば、ストレス解消になってるのかも。
(そんな私ですので、SARANAの文房具も紙モノも多いです)

そして、店の前に置くA型看板にもワックスペーパーの
封筒をつけてフライヤーを自由に取っていけるようにしました。

満足し、画像を、と思ってたのですが、
店の前に出した途端、大雨が降ってきたので、
大慌てで撤収。

さてさて、創り手さんの作品のディスプレーがんばらねば。

2011-04-16

アクセス方法

ブログの右側、紹介の後に
Books and Crafts SARANAまでのアクセス方法を載せました。
手書きの地図でちょっと分かりにくいかもしれませんが、
地図をクリックすると大きくなります。

もし分かりにくければ、お気軽にお電話ください。

2011-04-15

ダブルの魅力

今日は、ディスプレーと商品のPOPを書いていました。
自分は説明したがりなのかもしれない。
POPを書いていると楽しくなってきてしまう・・・

さて、以前に「新しいインドの風」という記事で紹介したkapuwa (宮本愛子さん)と 
admi (堀千春さん)のSARANAで扱う商品の紹介をあらためて。

kapuwaの洋服とadmiの小物たちです

ふたつのブランドとも
手作業でプリントされたインドの木版プリントの
テキスタイルを使ってつくられています。

kapuwaのしずく柄チュニック(上の写真の左上の色違い)と
チューブトップにもなるスカート

admi  手前は手触りのよい2枚重ねガーゼストール
奥は 手刺繍ハンカチと木版を使ったペーパープロダクツ


admi 木版プリントのハンカチのアップです


違う国籍のカップルの子どもを「ハーフ」ではなく
二つの文化の両方を受け継ぐから「ダブル」だと
いう人もいますよね。

kapuwaやadmiは、まさにインドと日本の「ダブル」、
いやそれ以上だなぁと思うのです。

私の下手な写真では伝わらない魅力を
実物を手にとって、感じに来てくださいね。

2011-04-14

うーむ

オープンまで記事の前にオープン日の告知をつけることにしました。

今日は、値札付け。それから、一部ディスプレーをしてみる。
難しいなぁ・・・
でも、あんまり難しく考えすぎると、自分らしさがなくなっちゃうから、楽しもう。

来週くらいから、作家さんの納品がある予定です。
納品されたら、順に紹介していきます。
お楽しみに♪

2011-04-13

SARANA姉妹店

今日は、もう水曜日です。
あぁ、なんと時の過ぎるのが早いことか・・・
やること山積み、でもがんばる。


日曜日、静岡でもうひとつ、行く場所がありました。
親友の”わこ”こと、笹田和歌子さんのやっている
Cafeteria & Footsalon Parica(twitter リンク)へ。



彼女とは、大学時代に同じ学科だったのですが、
本当に親交を深めたのは、4月9日のブログで触れた
SARANAでした。

彼女もSARANAのような場所を・・・という想いで、
お母さんのやっていた喫茶店をリニューアルして
継ぐことにしたのです。

だから、Books and Crafts SARANAとは姉妹店の
ようなもの。

だんなさんは喫茶店の裏でFootsalonをしています。
なので、Cafeteria & Footsalon Paricaなのです。

Parica ランチ
コーヒーとデザートがつきます
Parica特製ランチは、新鮮な野菜をたっぷり使って、デザートもついて大満足。
学生時代から料理上手なわこのランチは、本当にお薦めなのですよ。

彼女は、ハーブセラピストの資格も取り、
有機で質のいいハーブをブレンドしたハーブティーも
お客さんの症状に合わせて出してくれます。
Books and Crafts SARANAでは、定期的にParicaのハーブティー
(乾燥葉のブレンドパック)を販売することにしました。

どんなブレンドにするかなどを話して、試飲。
私自身、ハーブティーはちょっと苦手かも、と思って
いましたが、Paricaブレンドのハーブティーはおいしいですよ~

お互い紆余曲折あったけれど、場所と内容は違っても
同じような時期に、同じ方向を向いて、新しい道を歩み出している
親友の力の大きさを感じています。

わこ、ありがとう~

2011-04-11

つくる作る創る

昨日は、静岡に行ってきました。
まず、午前は、「静岡手創り市」へ。


土曜日は雨で大変だったようですが、昨日は晴れて、とても
気持ちのよい日でした。
いろんな作家さんのブースがあって、楽しませていただきました。
作家さんとのやりとりが直接できるのが市のよさです。

SARANAでお願いしている作家さんの一人、kokuu ササキヨウコさんの
ブースも。
ただの「かわいい」ではない、ササキさん独特の世界観の雑貨なのです。


本当は、もっと写真を撮ったのですが、うまく撮れなかったので
詳しい紹介は、後日あらためて・・・


こうして自分の世界を創り出している方たちは、本当に尊敬します。
まさに、自分自身の手で創り出す。
「手作り」とか「ハンドメイド」というと、何か別のイメージに
なってしまうのでどう表現したものか、と考えていたのですが、
「手創り」というのがSARANAがお願いしている作り手さんに近い言葉かなと
思ったりします。
なので、作り手さんも創り手さんとしますか。

どうでもいいことかもしれないけれど、言葉のこととなると
ちょっとこだわってしまう私です。

2011-04-09

SARANAの種

オープン日も決めて、
もうやるしかない、というところですが、
あらためてSARANAをどうしてはじめることに
したのか、という話をここでしたいと思います。

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私が大学生の頃、大学のすぐ近くに
SARANAという本屋さんがありました。

本屋だけれど、グランドピアノがあり、
音楽教室も兼ねていて、時にはコンサートも
開かれる素敵な場所でした。

その頃の私は、日本という閉塞した社会の中で
いろいろと考えても答えが見つからず、
悩んでいた時期だったのですが、
SARANAに通う中でたくさんのよい本に出会い、
オーナーの一人、百合子さんと話し、
そこで出会った人たちと語りあうことで、
自分の人生ときちんと向き合う
準備ができた、と思っています。

その当時のSARANAは紆余曲折あり
なくなってしまいましたが、
オーナーの一人、百合子さんの自宅で
Little Saranaとして、本屋と音楽教室は
再出発しました。

SARANAとは、スリランカの言葉、シンハラ語で
「拠り所」という意味。

   - 仏教の生きた国スリランカでは、とても
      深い意味の言葉で、たくさんの意味をもつ言葉でも
      あります。
      このSARANAを名付けたスリランカのお坊様、
      アリヤワンサ サードゥーによると、
     「居場所」「探しているものが見つかる」という
      意味にもなる、とのことでした。

私にとってまさに「拠り所」であった
SARANAのような場所をいつかつくれたらいいな・・・


よい本と
人の手を介することのよさを教えてくれるものと
人の手で創られた素敵なもの
そして、いろんな人が集まったり、話したりすることで
つながることができる場所


いつもの妄想からはじまったことでしたが、
温め続けていたら、形にできる時がきました。
SARANAという名前も受け継ぐことになりました。

あの頃のSARANAでまかれた種が芽をだし、
成長できました。
少し小さいかもしれないけれど、今度は
私が、新しく種をまけたら・・・

オープン日決定

5月10日(火) です。
営業時間は13:30~19:00
定休日は日・月曜日と祝日となります。
(ミニギャラリーで展示を行う際は、
日曜日も開店する場合もあります。)

間に合うのか、という不安から
決めかねていたのですが、
そんなことをしていたら、たぶんずっと
店をオープンすることなんて、できっこないですから・・・
思い切って公開した方がいいんです、はい。

どうぞよろしくお願いします。

現在の店の様子。
一旦、什器だけの様子を記録として残しておこうと
余分なものをえっちらおっちらどけて
写真を撮りました。

入り口から 店の左側

入り口から メインテーブルと右奥の方

逆光で暗く撮れてしまいましたが
メインテーブルと店右手前と入り口側
さて、これからです!
がんばります。

2011-04-07

滋味深い

ここ最近は、地味な仕事を続けています。
値札付けに、本の選書・・・
よってブログも地味でございます・・・

選書は、地味でも、深く楽しい。
意外に値札付けが、地味だけど無心になれて
楽しかったりして。
洗濯物たたむことやアイロンがけ、みたいな感じです。

2011-04-04

あっ

4月に入り、もうすぐ新学期が始まりますね。
お隣の岡崎高校でも、今週中には入学式があるはずです。
(何日かは知りません・・・)

ということで、SARANAの看板はまだないものの、
前を通る人や新入生に少しはアピールを!
と思い立って、急に作りました。

リネンの布に、クレヨンで

さっき、写真を見ていて気付きました。何か変だ。
5月の「月」の字が・・・
あーあ、やらかしちゃった・・・
まぁ、ここで告白しておいて、そのまま貼っておきます。

ご近所さん 

昨日は、店に必要なあれこれを買いに出かけました。

そして、お昼はSand Cafe Legumi さんへ。

いつもは、我が家と同じ日曜日休みなので、祝日しか
夫婦では行けなかったのですが、昨日は4周年記念という
ことで、日曜だけど特別に営業とのこと。
これは行かねば!

ミートローフのサンドとえびとアボガドのパニーニ
デザートも付いてます
ランチもコーヒーもおいしくて、音楽も置いてある雑誌も私好み。
そしてついついゆっくりしたくなるあの居心地の良さは、
小野さん夫婦の人柄によるものが大きいです。

4周年。
続けていくって大変なことです。
Legumiさんに来ると、ゆっくりでも、自分たちを信じてやっていけば
大丈夫だって安心します。

東岡崎駅のすぐ近くです
岡崎に名鉄電車で来られる時は、ぜひ。
あ、その時はSARANAにも寄ってくださいね。

小さな花たち

桜もいいけれど、道ばたの小さな花に心奪われる。
たんぽぽってこんなにかわいらしかったって
昔は気付かなかった。