2011-03-30

かけがえのない

昨日は、我が家で、ショップカードやお店のロゴの打ち合わせを
していました。

お願いしているのは、14年来の親友、”たーちゃん”こと
簗瀬貴子さん。
彼女は、銅版画をやっていて、本業ではないのですが、
本当に素敵な作品を創りだす人です。

彼女のおかげで、SARANAにもったいないくらい素敵なものが
できあがりそうです!

私の結婚式のウェルカムボードとしてつくってもらった作品
 5月のオープン時には、簗瀬さんの作品を展示する予定です。
期間など詳細が決まったら、お知らせします。

私が、ミニギャラリーのある店をつくりたいと思い立った時から、
友人であるたーちゃんの作品を一番に展示して、多くの人に
見てもらいたいとずっと思い続けていました。
その時は、いつもの妄想でしたが、現実になってきました。

デザイン以外でも、お店のことでいろいろ相談に乗ってもらったり・・・
頼りにしっぱなしです・・・
たーちゃん、本当にありがとう!

春が訪れますように

今日、河川敷のすぐ横を車で走ったら、桜がぽつぽつと
開花していました。

今日は、届いた商品の検品作業をしていました。
ちょっと世話の焼ける、でも愛着のわく文房具たちが
届いています。

それから、”こそっと落札”(勝手に自分でそう呼んでます)
で購入した什器たちもきました。

福島県から・・・


外から見えるように明るい色を選びました

このような状況の中、物流も動いておらず、
どうしようかと迷ったのですが、
復旧作業に尽力されているとの自己紹介欄を読んで
お願いすることに決めました。
支払いをしてから、物流が福島を避けているとの
情報も耳にし、心配もしましたが、無事届きました。

結果、被災された地方の方のお手伝いをほんの少しだけ
できたのかもしれません。

被災した方たちのために継続的にできることは、と
今考えていることがあります。
もう少し具体的になったらお知らせしますね。

2011-03-28

やっぱり猫がすき

昨日は、愛・地球博跡地で開かれていたTOKAI ECO FESTAに 
行ってきました。

SARANAでお願いしている作り手さんの一人、
iwashikujiraの丹羽あすみさんが出店していたからです。
丹羽さんとは、去年の常滑クラフトフェスタで出会って以来の
お付き合い。

昨日のブースの様子です
なんともゆるくてかわいいイラストの雑貨がSARANAにも並ぶ予定ですよ。

こんな原画の小さな額絵や
マグネットたちも

ここには写っていませんが、ポストカードやストラップ、ミニカードなどもお願いしています。

ネコのイラストも多いので、「猫様まつり」なるネコ好きの人の集まるイベントにも
参加しているとの情報が・・・今年は参加するのかしら?


ネコはもちろん好きだけれど、サカナやトリなどの隠れキャラも好きな私でした。

2011-03-26

春は名のみの

今日は、日差しはとても暖かでしたが、風は真冬並みでした。
被災地の寒さは、こんなものじゃないんだろうな・・・
昨日のブログで、今年の桜の開花は?と書きましたが
この辺りでは、週末にも開花か、と天気予報で聞きました。
こんなにまだ寒いのに!
日も随分長くなってきました。着実に季節は流れているんですね。


今日は、入り口の取っ手を金属のものから木に替えるため、
買ってきた木材にオスモカラーを塗りました。
ムラがあるけどあんまり気にせずに。

後は、届いた商品の検品と・・・
今はレジの説明書とお友達になろうとしています。
初めはとっつきにくいヤツでしたが、少しどんなヤツか分かってきて、
友達になれるかもしれないと思い始めてきました。

2011-03-25

新人

もう3月も終わりに近づいています・・・
去年は確か暖冬で、桜前線はもうこの頃には来ていたはず。
今年は、なかなかそうはいかないですね。

さて、私の方は、準備もぼちぼちとは言っていられなくなり、
あせりながら進めています。
今日は、Living eyes studioさんが入り口のロールスクリーンと
ピクチャーレールの採寸にやってきました。
細かいところまで要望を聞いてくださり、信頼できるお店です。


今日は、昨日やってきた什器の新人さんの紹介です。


真ん中の丸テーブルです。
新人さんといっても、年季入ってます。
お客さんがちょっと本を読んだり、話をしたりできる丸テーブルを
ずっと探していたのですが、やっとよいものが見つかりました。


そしてこちらは


ほんとの新人さんです。
そして、扱う私も新人です・・・まだ説明書読んでません・・・
でも、レジが入ると、お店をやるんだっていう気持ちがさらに湧いてきます。
茶箪笥だって、立派なカウンターらしく見えてきましたよ!

SARANAでは、本、作家さんの手づくりの雑貨の他に文房具も並ぶ予定です。
いよいよ文房具のオーダーにも入り、来週あたりから商品も入荷してきます。

今は本の選書が難航中。
3月中にはめどをつけなければ・・・

2011-03-22

つれづれ

ここしばらく更新できずにいました。

今回の東北関東大地震について、しばらく言葉を発することが
できなかったからです。

被災した人のことを想像すると、何を言っても言い足りない。
言えば言うほど言葉が形式化していく。
そんなふうに思って、書くことができずにいました。

それでも、それぞれの想いをブログで書いている人たちがいて、
言葉にしていくことって、やっぱり大切だなと思い直しました。


震災で家族を亡くされた方、未だに家族と連絡がつかない方、
自分の生まれ育った家をなくした方・・・
本当に心がえぐられるような思いだと思います。

心が潰れそうになるくらいつらく悲しい思いをしていても、
それを吐き出せないような状況にあるのだろうと想像します。
次から次へといろいろなことが起こって、自分の周りのことを
なんとかやっていくのが精いっぱいなんだろうなと・・・

どうにもできないような気持ちを心の中にためずに
早く外に出せるような支援もこれから出来る限り早い時期に
必要になってくると思っています。


こういう時に被災地の人を「がんばって」と励ますのは、
個人的にとても言えない言葉です。

ニュージーランドの人が「私たちは、今日本で被災した人たち
の気持ちに一番近くなれると思っています。私たちは、
あなたたちと共にいます。」と言っていたのをニュースで見ました。
私は、やっと共感できる言葉に出会えたなと思ったのです。

「がんばれー!」と言われるよりも「私はあなたと共にいる」
と言われた方が、少なくとも私は安らかになれる。
でも、それはがんばれと丸投げするよりも、想像力がいること。

こんな時に必要なのは、寄付やボランティアなどの具体的な
行動力と、静かに相手のことを考える想像力なのだろうなと
思います。
その二つのコンパスをもとに、はたして自分の今できることは
何だろう?と考える1週間でした。

連日の悲しいニュースの中で、救出された人や、家族が再会
できたり、新しい命が誕生したりという温かいニュースも報道
されています。

あの地震と津波の中で、助かった方たちには、本当によく
生きていてくれた、よかった、と伝えたい。

被災した人たちが、生きていてよかったと思えるように
何事もなかった私たちがこれからずっと支援すべきことを
やっていく。

被災した人たちは、がんばらなくていい。
がんばるのは、私たちの方です。


********
店の準備もぼちぼち継続中です。
またぼちぼちと更新していきます。

2011-03-08

初老の紳士、来店

私の実家は、たぶん、物持ちがよいと言われる家だと思います。

特に、父は、要らないものはすぐに処分してしまうのですが、
必要となると、壊れるまで大切に使う性分です。
私も、その部分を受け継いだのか、未だに幼稚園時代のハサミを
使っていたりします。

そんな実家から、ちょっと前にもらってきたのは、


手動の鉛筆削り。父が幼いころからつい最近まで使い続けていたものです。
「壊れても捨てないで」と父に予約しておき (でないとすぐに処分して
しまうので) 今は我が家に飾ってあります。

そして、今日、また実家から我が家にやってきたのは・・・


父が使っていたタイプライターです。
父は一時は捨てる気でいたらしい(!)のですが、思い入れもあり捨てられず、
めずらしく父から「ディスプレーにどうか」と申し出が。

間一髪で、我が家にやってきたこのRemington氏ですが、父はあんまり使って
いなかったのか、とてもきれいで、まだまだ働いてくれそうです。

試しに・・・


少しにじんでいるけれど、ちゃんと印字されています!

タイプライターの独特の書体と凹凸感が好きなので、これは何かに使いたい!
店名を入れたシールとか、ショップカードとか・・・
お客さんが来ない時には、店で一人で打ったりして・・・妄想が広がります。

問題は、カーボン(なんというのかしら?リボン?)が現在手に入るかどうか、
ということ。

早速、調べてまた報告します!


うちの店、外から見る人には、骨董屋でもはじまるのかと思われている
かなぁ・・・

2011-03-07

にわかオークショニスタ奮闘

昨日は、ランチを外で食べました。
家から車で10分くらいのところのcafe cha-cha-という沖縄料理のカフェ。
旬の食材を使った滋味深い、やさしい味です。


私のいただいた3月のお昼のcha-cha定食

こちらはソーキそば定食

ソーキそばについてくる、島とうがらしとフィファチという香辛料
デザートは別料金ですが、おいしいのでいつも注文してしまいます。
今回は食べることに夢中で、写真を撮るのを忘れてしまいました!


その後、店の入り口のロールスクリーンとピクチャーレールの
打ち合わせにLiving eyes studioというお店に行ってきました。
先回自宅用にお願いして、とてもいい仕事をしていただいた担当者の
方に、今回もタイミング良くお会いすることができました!
いろいろと迷って相談しながら、だいたいのイメージを決め、
生地のサンプルと見積もりをお願いして、今日はひとまず終了。

その後、レジと店内用のオーディオコンポの下見に、電器店へ。
今日は、購入しませんでしたが、ほぼ購入するものを決定。

そして、昨日は寄り道せずさっさと帰宅。
なぜって、夜にはメインイベントが待っていたからなのです。


この間の記事で、本棚をこっそりと落札したことを書きましたが、
昨日は、狙っている什器(3点)のオークションが終了する日だったのです。
しかも、先回とは違って、大盛り上がりを見せているオークションの
荒波の真っただ中に漕ぎだそうという、私にとって決戦の日!

こちらは什器の予算もあるので、それも考えつつ、でも手に入れたいと
いう気持ちで、残り時間10分に大決心し入札。

これで落札できたか!

と鼓動高まる中、どんどん入札額を競り上げてくるつわものが!

結果は・・・



ら、落札できず。

私の入札額をさっさと抜かれ、どこまで価格がつり上がっていくのか
分からないので、見切りをつけた私は身を引いてしまったわけでした。

やっぱり私のような、にわかオークショニスタでは、まだまだ。。。

落札できなかった敗北感のようなものが少しありましたが、落札できなかった
から、どうにも困るというものでもないので、ま、しょうがないか、と
さっさと気持ちを切り替えた私の横で、がっくり肩を落とす人が・・・

実は、今回は、主人も狙っていた一品があり、彼も落札できなかったのでした。
ついさっきまで、落札できなかった私に励ましの言葉をくれていた彼ですが、
自分の番になったら、私よりもずっともだえ苦しんで、いつまでも
「やっぱりあの時に・・・」と後悔しきり。

オークションって一種のギャンブルみたいなものなので、私たちみたいな
人間はひっそり落札したり、古道具屋で直接購入する方が、やっぱり
性に合ってるんでしょうかねぇ。

2011-03-04

トコひとりごと


はじめまして。ぼく、トコです。
ぼく、さっきまで さむくて ねむってたのに、おこされちゃった。
「もうはるだよ。」って いわれたけど、まだ さむい じゃないか。
ぼく、バッテキされたんだってさ。バッテキって なんだろう・・・
なんだか よく わかんないけど、おみせの るすばんだって。
なにかなって みにきた ひとたちに 「まだ あいてませんよ。
でも もうすぐですよ」って おしらせする だいじなやく なんだって。
いろんな ひとたちに あえるんだって。
ちょっと まだ ねむたいけど たのしみだな。 

2011-03-02

二卵性?

今日、もうひとつの本棚が届きました。


厚みも高さもほとんど一緒のものを探し出すことができました。
木の質感は全然違って、印象も違うけれど、これはこれでおもしろい、
とほくそ笑む私。

右の本棚の一番下の棚に、モールガラスの戸を主人と二人で
はめこもうとしたら、


ガラスの端が割れてしまいました。。。
はまったまま動かないので、結局またはずすことに。
出品者さんによると、この時代の家具はきっちり作ってあるので、
戸などをはめるのに苦労するそうです。
こうなったら、戸なしで、棚の内側はオスモカラーで塗装することにしよう。
棚がひとつ増えます。物は考えようですな。